交番の拾得物



宮古島で行方不明になっていた子ヤギを
観光客が見つけて近くの交番に届けて
交番が保護したと新聞記事になっていました。
そもそも生きた拾得物を交番が預かることは、
好意だとこの記事を読んで知りました。
そしてヨーゼフが3才のときに起こした大脱走
思い出しました。



それはわたしが土曜日のお昼過ぎに出かけようと
玄関のドアを開けたすきに
ヨーゼフが家から走って出て行ってしまったんです・・
すぐに追いかけましたがどこを探しても見つからず
途方にくれていたところ
近所の酒屋さん
(いつもヨーゼフをかわいがってくれたS本酒店さん)
が、とりあえず警察に知らせたほうがいいよ
と教えてくれたので
わたしは思わず110番通報してしまいました。
対応した方に所轄の警察署の電話にかけ直すようにと
指示を受けました。
当時は津田沼に住んでいたので
船橋東警察署にヨーゼフが行方不明になったことを
伝えました。
いろいろ質問されましたが、
まずあなたとどういう間柄ですか?
と尋ねられ飼い犬であると答えました。
身長、体重、体毛の色、シッポの長さ、性別、年齢などです。
気が動転していたのであまり正確に答えられませんでした。
巡回中に見つけたら保護して連絡するので
警察から電話が来るまで待っていてください
とのことでした。
近くに国道が走っているし、踏み切りもあるので
とにかく心配で心配で仕方ありません。
連絡が来るまで待っているように言われましたが
10分おきくらいにこちらから電話して、
まだ見つかりませんか?
と尋ねていました・・・
何回目かに電話をかけたとき
近くの警察署にも連絡をとってみたら
とアドバイスをもらい
おとなりの船橋西警察署と習志野警察署の
電話番号を教えてもらいました。
すぐに船橋西警察署に電話しましたが
船橋東警察署と同じ答えでした。
あきらめず
次に習志野警察署に電話したところ
ななななんと
交番で犬を一匹保護しているとのこと。
とりあえず交番の場所を聞いて
すっ飛んでいきました。(クルマで30分位)
ヨーゼフ・・生きてました・・再会できました・・
交番の中で白いビニール紐につながれて、
迎えが遅いよ〜って顔してました。
交番に届けてくれたSさんに伺ったところ
ヨーゼフは津田沼駅ロータリーを闊歩していたそうです。
Sさんは自宅で犬を3匹飼っている愛犬家。
クルマを運転していたそうですが
バスにひかれそうになっているヨーゼフを見つけて
思わずクルマを止めてヨーゼフを抱き上げ
クルマに乗せSさんの自宅まで帰ったそうです。
用事を済ませてヨーゼフをSさんの自宅近くの交番に届けたそうです。
なので習志野警察署管内の交番だったんですね。
その時は、Sさんに感謝の気持ちでいっぱいでしたが、
預かっていただいた交番の警察官の方にも
感謝しなければいけなかったんですね。
その節は本当にありがとうございました<(_ _)>
ヨーゼフの大脱走3時間スペシャルでした。